供養回向/水子供養/年忌/葬儀
軽々しく用いられる言葉「供養」ですが、その意味はご存じですか?
それは「供給資養」で「養うものを与える」意味です。また「回向(えこう」とは「回転趣向」で、功徳を巡らすこと。
つまり、合掌しただけや身近に置いておくことを「供養」などというのは、全く見当違いの戯言であります。
このような「略というより雑」な思考が蔓延したせいか、執着の強いせいか、「浮かばれていない」事例が多すぎます。そしてその影響の如何なるかを考えもしない。死者の世界と現世は重なり合っているものですのに。
以前に寺院専門誌※1の主要宗派アンケートで、霊魂を肯定するのは真言宗と日蓮宗だけ、という信じがたい記事がありました。個々の寺のスタンスは異なるにしても、そもそも魂を信じぬ宗門に供養など可能なのでしょうか、亡者は浮かばれるのでしょうか。
【供養とは「死者の祈祷」であるから、祈祷の出来ぬ僧侶に「真の供養」など出来るわけがない」
~埼玉の某僧正様の言葉~
当山は祈祷という「現実を動かさねばならぬ祈り」に関わり続け、「死霊の鎮め」にも数多く対処してきました。ですから、漠然と読経し念仏するのとは「質の異なる供養」を行なっております。経に曰く【機根下劣の末世を救うのは陀羅尼法=密教の法のみ※2】と。
然るべき供養なら相応の功徳や利益もあるもの。【先祖の安住は子孫の幸福】という因果を思い【共に救われる供養】をしませんか。
「ちゃんと拝んでます」と申される方に障りがあるのは何故でしょうね?日本では葬儀から年忌、盆彼岸と死者鎮魂は基本懇ろになされているはずですのに。つまり、死者の念が強すぎるか、供養が雑か、施主が雑か、その全てか。今まで拝んできても鎮まらぬのなら、同じやり方では功徳にならぬ、ということです。
当山では伝灯と錬行の秘法により、精霊施主ともに功徳に浴せるよう丁寧な供養に取り組んでおります。宗派は問いませんし、菩提寺と無関係に拝めます。志あります方はお気軽に、ご相談ご依頼ください。
※1「寺門興隆」興山社
※2 ゆえにこれを承知している各宗派の高僧は密教を取り入れている。各宗で盆に行なわれる施餓鬼(施食)は真言宗第6祖の不空三蔵によるもの。天台宗の安然僧正は我らこそ真言宗とまで言い、天台密教を大成。法然上人は念仏を陀羅尼に半ばこじつける形で説明され、瑩山禅師は禅に密教作法を導入され、日蓮宗では完全な真言密教佛である不動明王と愛染明王を祀る。親鸞さんの「父母の為に念仏したことは無い/死んだら鴨川に捨てて魚の餌に」も是を知る裏返しかもと思えるが彼は「阿弥陀原理主義」の創立者なので関係なさそう。
※水子供養/ペット供養/葬儀は、下部にご案内しております。
【合同供養】
卒塔婆を作り、お寺の法要での合同護摩供養です。供養料1万円~
【年回忌法要/一座法要】
本尊供と年忌別の仏加持による一座護摩を修して供養します。より丁寧な供養に。
当山秘儀【亡者護摩大供養】
副住職が高野山大僧正より個人的に授かった亡者供養護摩を、秘口伝を交えながら長年に錬行して仕上げた法で、他寺には為し得ぬ強力な鎮魂供養です。多くの施主様からお喜びや不思議のお声を頂いております。※要相談制
【過去帳供養】
当山過去帳にお入れして永くご回向する(当山勤行やお護摩の度に回向されます)
【盂蘭盆大法要/春彼岸法要】
※詳細はその都度ご案内
ほか、お位牌・仏壇・お墓の開眼・発遣/お位牌の作成/仏壇や墓所への出張読経/永代供養/施餓鬼 など
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♡水子供養
生まれ出ること叶わず散った愛し子・・ 愛情をかけることも出来なかった小さな命・・
しかし、いつまでも悲しみ苦しみ自分を責めるのは、逆に亡き子も苦しませることです・・親の苦しみの原因が自分なのですから。 子が親を慕う気持ちに隔てはありません。まっさらな魂の我が子を悲しませてはなりません。
あの世へ逝った我が子にしてあげられることはただ一つ。親の愛情を届ける水子供養です。 女性にとって耐え難い哀しみを経験されて、そこから供養に踏み出すには勇気が要ることでしょう。しかし、与えられなかった愛情を施す供養こそは水子を温かく包み、貴女をも救う祈りともなりましょう。
幼き魂の水子は、親代わりとなる仏様と導きの法力が必要です。水子達がお地蔵さまの懐へ抱かれて清浄土へ導かれるよう、水子供養は祈祷供養の霊験実績ある遍照院にお任せください。※個人情報の秘密は厳守しますのでご安心ください。
♡水子供養(合同供養)
・ご供養料1万円 卒塔婆をお作りしてお寺の法要で供養します。※花巻のみ
♡水子一座供養(個別法要)
・ご供養料3万円 亡き子の為だけの優しいひとときを。水子地蔵護摩秘法でご供養。予約制。ご希望により当山過去帳にお入れも可。
以下ご承知ください。
※水子さんの情報を分かる範囲でお知らせください。※ご遺骨の持ち込みや納骨は出来ません。※戒名や位牌を造ることは致しません。※エコー写真の焚き上げも出来ます。
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🐶ペット供養
ペットは今や家族の一員。一方で情をかけられるほど念も強くなり、死したペットの念が残り続ける場合があります。
動物霊は人霊と異なり、普通の読経念仏は届きません。が、密教には動物霊をも救う法が示されています。
ペットが、貴方にご縁があった功徳で、悪趣である畜生道から上界へ転生出来ますように、お祈りください。
🐱ペット供養(合同供養)
・御布施1万円 畜生塔婆をお作りしてお寺の法要で供養します。
🐶ペット一座供養(個別法要)
・御布施3万円 畜生道を救う地蔵菩薩護摩にて供養します。
※死してなお畜生道に留めぬように、戒名や御位牌は作りません。※亡骸や遺骨のお持ち込みはできません
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【葬儀】
仏教の葬式は、ただ死者を見送る儀礼ではありません。冥界への入門であり、お釈迦さまの説かれた絶対安楽の境地に至る修行への始まりでもあります。
殊に真言宗の葬儀は、阿闍梨位(既定の修行を追えて成仏の印可を得る地位)に昇る【伝法潅頂】に準じた厳重なものです(修行と印可の順番が逆になりますけれども)。よってその内容は、他宗葬儀とは格が違う別物です。
故人が迷わずに清らかな世界に帰り、悟りの地に立つために。
残された人々が、故人の消えた世界を受け止めて、しっかりと歩んでいくために。
当山では高野山の法灯を継承する阿闍梨導師により、深秘の印可と丁寧なお勤めで故人を引導致します。
※原則として会館やご自宅等での葬儀となります。住職が認めた篤信徒に限り、太元堂で行なえる場合もあります。
※予めの葬儀相談や依頼が無い場合、お断りすることがございます。
※葬儀受入れ条件について【留意事項】
葬儀は以下条件を満たす方に限ります
①菩提寺(檀那寺)が無い、または菩提寺の同意を得ている
②年回忌法要はもとより、49日までの7日毎法事も滞りなく勤める(7日毎法事は49日以外は読経誦呪のみ)
③49日までに納骨可能な墓所を有している
④反社勢力に関係していない
⑤真言宗に信心がある