google-site-verification: google03647e12badb45de.html 重陽 - 遍照院 へんじょういん  お護摩と占い鑑定【公式】

遍照院 へんじょういん 
お護摩と占い鑑定【公式】

寺ブログ by副住職

Welcome to "Henjouin temple"
お祈りごとも、お祓いも、
占いも、迷いごとの相談鑑定も、
丁寧な供養や鎮魂も
宗派が違っても、
檀家じゃなくても、頼りに出来るお寺
遍照院へようこそ。
2022-09-09 18:22:00

重陽

今年の陽が重なる日の締め。3/3、5/5、7/7がどういう扱いになっているかでお分かりのように、本当は今日も節句。

blog220909-1.jpg

かつては「邪気を払い長寿を祈るべき日」であったらしい。

 

今日はヒマ。去年もヒマとブログに書いた気がする。こういう祈祷の効く日ですが、お参りも無し。願いをかけるとか、開運したいと思うなら、困った困った言うだけにせず、こういう日にこそ祈るべきですのに、ネ。

 

おまけに旧盆、供養するにも好機ですのにね~

 

そういえば「今月は都合があるのでお参りにいけませんから」と言う人がある。別に参拝義務など課していませんが。そもそも参拝の気持ちがあるなら、当山はご縁日だけのお寺じゃない、都合のつく日に参拝したらいい。通りすがりに立ち寄ってお参りしたらいい、と思うのですけど。

 

お参りできないから、と参拝料をお送りくださる方々もおられる。お供え頂いたらその人は不参拝でも参拝者として祈願しますし、お布施によって御札や供物もお送りしています。気持ちがあるならそうもなりましょう。

 

参拝するからには、是が非でもお加持を受けて赤飯と沢山の下供を貰ってこなければならない、でなければ参拝する意味など無い、そのお心が聞きもしない「今月は行けませんので」一言だけなんだろうな、と思っていますw 対価在りき、では布施は功徳になりませんのにね。

 

話が逸れました。

せっかくの日ですし、いつも信徒の祈祷ばかりなので、2座目はいろいろ思う所もあって寺と家族の事だけ。何尊を祈るべきやと占じ、一印法は常に用いながら一尊法はご無沙汰していた某尊で護摩。やはり正解であったというかスッキリ、おまけに時を超えていきなり気づかされたことがありました。上記の話ともリンクしますが、長くなるので改めて記します。仏に触れて加持感応を頂けるというのは、本当にありがたいこと。

 

また話が逸れました;

手間がかかるので明後日の準備。

blog220909.jpg

ヒバ捌きをしていると・・どこからともなくナメクジさん登場;そして毛虫サンもやってきて:トンボまで(ページ頭の写真)

 

このトンボ、気づいてから20~30分、風で揺れる鰐口紐の固定ロープに留まったまま(^^;

 

法要に先立って玄関先にいろいろ虫がくることはあるのですが・・口先だけで参拝しない人より虫たちの方が、仏神に感応しているのかもしれません(^^;

 

飛んで最初に戻ります。

重陽には「菊」を邪気払いに用いたそうです。とある祈祷には確かに菊も用いますね。菊は薬効も多々あるようですから、今から食用菊でも買ってお召しになってはいかが?

 

また、明日は十五夜。ススキに団子に秋の味覚を供えるなど、今時は稀かもしれません。でも、そういう自然の流れに感謝し、自然の時の区切りを活かせる人には、自然も味方してくれるでしょう。サイトのどこかに書きました「及以法界力」の根幹はソレですから。

 

今日明日でもプラスの向きにやれることはありますね。もう中盤、正五九の祈りの効を活かすかどうかはアナタ次第。