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321!
3月21日、高野山ではお大師さんの御衣を新調する【御衣替え】が行われます。
当山では、弘法大師に祈る【正御影供法会】を行ないました。
本年は、普段は内陣の奥にあるので見えにくい【お大師さんの座像 ※当山前身の高野山大師教会岩手県支部の旧本尊】を外陣の正面に遷し、大師像の手と結縁五鈷杵を五色紐で繋ぎ、大師と直にご縁が結べる仕様に。
年度末の平日というせわしい中を、万障繰り合わせてお参りされた方々には、貴重な結縁に与った好機となりました。
廻向精霊は卒塔婆を作成し、17日彼岸入よりご廻向を重ねて本日の大師御本地護摩でご供養を懇ろに結願しました。
本法会の様子は、施主限定の非公開動画で配信します。ご希望者は通知するLINEまたはメールからご連絡ください。
<弘法大師の言葉> ※以下は21日の法話の一部です。
【生死の長夜は慧日を仮って照朗し 衆生の帰なきは救世によって酬うことを得】
・・迷いの長い夜道は仏の智慧で照らされ、その帰り道は仏の先導に依て歩くことが出来るのだ
説いて教えるだけではなく、寄り添って導いてこそ、仏の智慧は活きたものになる・・その実現が常に頭にあったかのように宗教家としての枠を超えて、学術芸術医学土木と唐から持ち帰ったあらゆる技術をマルチに発揮して、教育からインフラ整備まで世間実利をも富ませた大師。
しかしそれで良しとせず、肉体滅びた後も後世の衆生の抜苦与楽を援け、悟りへの導きたらん、と最後は断穀断食断水を行じて入定されました。
仏教各宗に祖師は多くおりますが、かくも後世の救済まで誓願し実践されたのは、弘法大師ただ一人であります。ゆえに大師を奉じる者は、一人行くも実には同行二人だ、というのです。その霊験は全国に今も枚挙に遑あらず、の様相であります。
【日輪、纔に挙がれば 暗瞑の消退するが如し】
日が出れば闇は忽ちに消え失せる・・そこには「仏の智慧という漠然」を【真言】という具体に集約し、仏縁薄き者もその日輪のような仏智の真言に触れるだけでも、救いを得られるものにする。大師の祈りは【仏力はどうあれば現実に照射されるか】であり、それは行き着くところ我も日輪たるべし、でありその極みは「肉体滅後も悟りの力で衆生への日輪とならん」による同行二人、という永遠の行となったわけであります。
大師を祈り行動する人には必ず冥護あり、です。それは私共も数多く見せられてきました。この度の法会にお申し込みされた施主皆さま、並びに回向精霊ともに大師の同行二人を蒙って、精霊には仏果を増進し、施主には智恵と福寿を得られますよう祈祷しましたので、ご安心ください。
また、皆様にも各々が常日頃に「南無大師遍照金剛」を祈り、必ずやあります大師の加護を享受されることを願うものであります。合掌