お知らせ
- 2024-10(1)
- 2024-09(3)
- 2024-08(3)
- 2024-07(4)
- 2024-06(2)
- 2024-05(3)
- 2024-04(4)
- 2024-03(5)
- 2024-02(5)
- 2024-01(6)
- 2023-12(5)
- 2023-11(1)
- 2023-10(2)
- 2023-09(6)
- 2023-08(5)
- 2023-07(4)
- 2023-06(5)
- 2023-05(4)
- 2023-04(3)
- 2023-03(4)
- 2023-02(2)
- 2023-01(7)
- 2022-12(3)
- 2022-11(4)
- 2022-10(1)
- 2022-09(9)
- 2022-08(6)
- 2022-07(4)
- 2022-04(1)
- 2022-03(4)
- 2022-02(5)
- 2022-01(7)
- 2021-12(7)
- 2021-11(1)
- 2021-10(3)
- 2021-09(1)
- 2021-08(3)
- 2021-05(1)
- 2021-03(1)
- 2021-02(1)
- 2021-01(4)
- 2020-12(1)
- 2020-09(4)
- 2020-08(3)
- 2020-07(1)
- 2020-06(1)
- 2020-05(2)
- 2020-04(5)
- 2020-03(3)
- 2020-02(4)
- 2020-01(7)
- 2019-12(4)
- 2019-11(2)
- 2019-10(5)
- 2019-09(5)
- 2019-08(7)
- 2019-07(5)
- 2019-06(1)
涅槃からの!
2月15日は釈尊の涅槃会。
先に太元堂月例に合わせて行ないましたが、正日は花巻でも掛け軸をお祀りして。祈願や参拝のタイミングで拝観できた方はラッキーでございました。
涅槃図の大まかな絵解きは、当サイトか副住職個人ブログかで記しております。が、絵解きが行われる機会に足を運んでお聴き頂くのが一番ですね。ネットで知るのと、実際に見て聴いていただくものでは、やはり違うものがございますから。
旧正の締めまで今年は雪がなかったですね~(;'∀')こんなでホントにいいのか⁈とさすがに懸念が出ますが・・
法縁のお寺さんの法要にお手伝いで出仕。
例年ながら30~40分以上はずっと太鼓叩き続け(◎_◎;) 式衆は護摩壇の作業で声無いし;外陣の御詠歌に消されそうな壇の向こうの経頭の声だけに耳を澄ませながらの、両手で叩きながら慈救呪をッ、さぁ~けび続けるぅ~♪と結構ヘヴィですが、ヘマせずやり終えたのはご加護かとw
画像は出仕中の脳内イメージで、本記事とは直接関係ありません(^^;
はともかく、こちらの法要、本当は蘇民祭なはず・・でした。
今年からおやめになった。本堂の法要のみと。黒石寺さんの蘇民祭やめますはニュースで騒いだのでご存じでしょうけれども・・こちらも。
聞く話では、黒石寺さんは住職主導で廃止なようですが、こちらのお寺さんは関係周囲の意向であったようで。法会でのご住職のお話には無念が伺えました;
残念ですが、無理もないのもお察し。イベント運営に関わった経験の方ならご存じのように、人が集まるイベントの裏側では、とんでもない手間と経費が掛かっているものです。表からは見えない舞台裏は本当に大変。じゃあ、お金を払って人雇えばいい、と簡単ではなく、そんなじゃ人件費で経費倒れになってしまう。そしてまた、伝統系にはソレを受け継ぐ後継者を育てる、というのも大切な役目。
かつてはお寺には檀家の協力があり、手伝う人々もそれが楽しみでもあったでしょう。ですが今、楽しみは掌の中に常にあり、仕事を休むなど生活が窮する時代となり、そこに信仰心の薄れという追い打ちでは、立ち行かなくなるのも已む無き・・しかし蘇民とは疫病退散の祈りが本義なようですが、コロナ禍で休止したことが関係者の気力まで奪ってしまうとは・・
でも、長い年月に育まれた伝統は、止めてしまったら再び取り戻すのは容易な事ではありません。歴史やそういう規模などは、欲しいと言ってもお金で買えるもんじゃないし。まして今のようにバカみたいなコンプラ束縛の世の中では、新たに始めるには微に入り細に入り制限規制ばかりとなり、かつての宗教儀礼にあった危なげで無法スレスレのダイナミズムなど、二度と叶いようもないでしょう。復活した所でクソつまらねえモノにしかなり得ないのは自明です。その失ったものの大きさにいつか檀家や実行委員会の人達が気付いた時は、もう遅いのでしょうけれども・・
初午!
今日はお稲荷さんの今年初縁日に当たる初午の日。
当山鎮守の稲荷大明神に、鳴動神事のご法楽。
時間が厳しいのでどうしようか~と一寸思ったりしましたが、初午と分かっていてやらないわけにいかないじゃん!と夕刻ながらお勤め。
祝詞や稲荷心経等に鳴り釜。他者祈願を交えぬ祈祷は、概して善き出来なものですが(^^; 今日も絶好調の鳴り。
神事が終わって釜の蓋を閉じ、片付けながら運び出して蓋を開けると、再び鳴りだし⁉「なんだ、もう終わりか?」と言われているような;こんなコト初めて・・のパワフル感よ⁉
稲荷さんの法楽荘厳と威光自在を祈り、本年も守護を頼みます。
ちなみに、当山のお稲荷さんの神符は、御歳神の一つとして頒布しております。
普賢延命!
今年は辰年、守り本尊が普賢菩薩とされる年。そういえば別院の脇本尊としている普賢延命菩薩で法会やった事なかったな~とのことで、ご案内のように今回は普賢延命の祈祷を修しました。
この尊は、普賢菩薩が延命の三昧に入った姿でもあり、その成仏した姿でもあります。・・だけではなく、実には仏教思想の根幹に欠かせぬ仏なのですけれどもネ。そもそも普賢菩薩自体が、釈迦の脇侍程度の認識で済まされる菩薩じゃないんですけども。
2月の別院月例は、お釈迦さまの涅槃会を合行するのが恒例です。で、普賢延命菩薩は、もう一つの釈迦涅槃の物語に重要な立ち位置で登場する仏さまでもありますので、この度は格好の機縁。
普賢延命法(というと厳密にはこの名称は大法立てに限るので、寿命経法とか延命法と言うべき所でありますが)にてお護摩を修し、参拝各位の福寿増長と心身健勝、息災延命を祈願しました。
普賢延命尊は、私(副住職)が一流伝授の際に大阿闍梨様から「どうして私だけに⁉」の気まずさながら思いもよらぬ高配を賜ったご縁で勧請し、別院にも造立しまして、ただならぬご縁を感じている仏様です。ただ、観想は難しいし大法立てを原則とする定めへの遠慮などでそう多く行法はして来なかったので・・私的にも善き機会。
典拠となる金剛寿命経からして読み方は口伝に依るように、この尊法自体が口伝の塊みたいなもの・・でも、改めてお次第を入念に手入れして行じますと、今までの「なんか難しいんだよな~;」は何だったのか⁉な、スカッとした祈祷をお勤めさせてもらいました。ご参拝者には伝授した寿命経を繰り返し読経してもらったのも良かったかも、です(^^
仏名だけ聞くと穏やかですが、降三世の苛烈さを下地にしている尊ですから甘くはない。まあ、今日はそういう御力も振るわれたような激感も得て、思っていた以上に有り難い祈祷となりました。
今日拝んでみてこの仏の出自からしても「事の仕上げに力をふるう」そんな仏様なのかな、という印象。そういう点で今のタイミングの祈祷は、正月に星供と行なってきた祈祷への追い風になったような>▽</
私的にも、この修法にどこかあった苦手感、有り難いことに今日解消した感覚で、太元帥愛染だけじゃなく行法増やしてみよう、と思います。
法会後、参拝者には内陣内拝にてお話しをさせてもらいました。が、普賢延命の話となると両部曼荼羅の解説まで要るので、気づくと長時間話してしまった~;といいかげん切り上げましたが・・まだ話半分;まあ、それほどに深い仏さんってことです(^^;
しかし、涅槃図の絵解きを端折ったのに長々話とは(;'∀') ※涅槃図の絵解きは、何年か前のこのサイト内か副住職個人ブログをご参照あれ。
星供が終わったばかりにも重ねて参拝された多くの方々には、有り難い限りでございました。また、図らずも今年は旧正二日に建国記念の紀元節、絶好の日にちでもあり。
万障繰り合わせてのご参拝には、それ以上の価値を得られた法会になったと存じます。参拝皆様の福寿の増長と息災延命に、追い風が加速することをお祈りします。
節分大祭!
2月3日、節分会星祭の大法会を奉修しました!
一月下旬より一七座、修行してまいりました星供の結願法会です。
住職副住職ともに、前日まで連日の祈祷と準備で極限状態でございましたが、多くのご参拝を頂いて気力を復活し(^^; 懇ろに祈祷を満行しました。
参拝各位には火生三昧(夜の部は鳴り護摩)のお加持を受けられ、不祥除却にはこの上ない勝縁でございました。
本年の宿曜は申し上げているように、凶星は言うまでもなく、吉星との油断が大凶に転じるリスクが大きい危い年です。祈祷お申し込みされた願主各位には、不測のそういう宿曜災いも逃れますよう、今年も手抜き無しで祈り込んでまいりましたのでご安心ください。本年の除厄と吉祥をお祈り申し上げます。
↑本法会の豆まき
※法会にお話した口伝込みの宿曜の解説は、九曜星だけでも時間がかかるので、駆け足の早口となり申し訳ございません。本年の願主で希望されます方には該当の当年星についてのみ再解説しますので、メールかLINEで【星解説希望】とご連絡ください。2月20日終了。※順次対応の為、お時間頂きます。
↑夜の部の鳴り護摩
※法会動画はモザイク処理に手がかかり過ぎるので、後日UP予定。
※不参願主には参拝困難にもかかわらず、お申し込みありがとうございます。御札等は4日5日に発送済みです、県外の願主にも本日には到着していると存じます。未着の場合はご連絡ください。