当山の個別祈祷はお護摩を軸にロイ秘法などを占断構成して行じるもので、他寺とは一線を画する祈祷です。が近年、多用してきたものに難占断を得ることが多く、聖教(しょうぎょう・法流の肝要を蒐集したもの)を捲って占筮重ねて今まで以上に多様な法・術を駆使することが多くなりました。ナムナムと違って験ある祈祷は旧来に安住していられない。

それにつけても何故、難儀化した？思うに、一つには世の葬送法事の雑、浮遊霊量産＋無信心の増殖か。二つには、以前寺報とブログに書いた(はずの)「霊障と電磁波の関係」。これほど生活が電磁波まみれ化したのと霊障が強くなっているのは関係してるのでは。

国乱れんとするときは先ず鬼神(死霊)乱る、と仁王経。本当にそんな気がする障礙増長の時代。授かっていた一流伝授が大いに活きるのは喜ぶべき所ではありますが(^_^;)。今時稀な尊法も占では「大いに力になるぞ」とあったりする。自行でも様々修法中。千差万別の世の中に応じる為に数多の諸仏がいると言う、その意味が身に染みた昨今。

どうにもならない裏には障りがあるかもしれません。何かヘンだな？おかしいなと思った時は早めにご相談ください。

修験の秘伝、風呂敷護摩を行ないました。独特な作法＋前代未聞の御加持に拙僧も参列の信徒さん方もいつも以上の緊張感のもと、ご祈祷を無事修しました。ご参拝者はお気の済むまで(？)入念な御加持を受けられ、苦しかったのが軽くなった、と早々の験ありにはうれしい限りです(^^)

手間も費用もかかるので容易には行えませんが、案内をごく一部信徒に限った今回とは変えて、次回はもう少し参拝を開放できればいいな。

修験の奥伝だが授けておく、信者さんに喜ばれるからやりや、と授かりながらも長年環境的に出来ず、ようやく叶いました。授けてくださった播州の大僧正さまは既に故人ですが、やっとまた一つ、恩返しが出来たかな？

各地で頻発している地震台風水害など被災された皆様にお見舞い申し上げます。大震災を経験しながら立法も行政も一体どこを向いているのか、憤りにたえません。生活再建がままならない方々が数多おられる現状に、早期の復旧をお祈り申し上げるばかりです。合掌

伝授を受けてから20余年、花巻では本堂の都合で封印してきた秘祈祷、ついに解禁です。岩手では見聞したことないのでご当地初の祈祷かも。参列者だけが前代未聞の強烈な御加持を受けられます。こういう祈祷にご縁があって参拝される人は幸運です(^^)

声明(しょうみょう)は日本の音楽の原点とも言われる仏教音楽です。当山副住職による真言密教の声明を一部ですがyoutubeにUPしました。ご清聴幸いです。

※副住職は国立劇場50周年記念「声明～比叡山と高野山」公演に出演させていただきました。

https://youtu.be/8Fe_FDttJTk