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天刑星御札出来!
長らく品切れとなっておりました、疫病退治札。
やっと一昨日に祈祷の時間が取れまして、追加奉製なりました!本日より授与いたします。
コロナ禍の中をこの御札を持されました信徒さん方、当山で把握できた分では9割5分以上の方々がコロナに罹らず、お過ごしになられたようで何よりでした。
会社でクラスターが発生した中でも自分は除けられたとか、家族が感染したが何故か自分は罹らなかった、とのお声も多数頂きました。有り難いことでございます。
残念ながら感染された数名様は、一度回避したのにご自身で感染環境に戻っての罹患や、他は外部の家族が持ち込んだという、如何ともし難い方だけでございました。
コロナは収束気味ですが今年はインフルや風邪も症状が酷いと聞いておりますし、アフリカではマールブルグウイルスと言うエボラ並みの致死率の感染症がじわじわ広がっているそうです。これほど世界が近いと他国の疫病は対岸の火事では済まないことを、私たちは身に染みたはずです。そしてウイルスはいつ強力に変異するか知れません。
うがい手洗いの習慣だけでも、かなり強力な予防になるのは証明されました。皆様には、第一にうがい/手洗い/マスクなどの予防、第二に免疫食材と体力トレーニング、そして願わくはこの御札も持されまして、引き続き健康維持にご自愛なされますように。
追記 昨日のニュースで岩手感染者いきなり増えたなァと思った所が、全国的に第9波か?とニュースなっていますね・・天刑星の祈祷が年末以来やっとこのタイミングで行なえた、というのもこんな報道に触れると何だか気になる所です・・
※御守りの守護期間は長くても1年です。授与より1年が過ぎている場合や、守られたと感じることがあった場合は、そこで御守りは役目を終えております。古守は納めて新しい守りをお求めください。
同行二人!
3月21日、弘法大師の正御影供法会を行ない、現世の救いと過去精霊の追福を大師にお祈りしました。
いわゆる宗祖の命日に、祈願や供養を込めるのはちょっと違うと思われるかもしれません。しかし、真言宗は違います。
なぜなら、弘法大師は【後の世に生まれ来る人々に加持力を施さん】として、2年半に及ぶ肉体改造と瞑想を行なって定に入られておりますから。老衰や病死である他宗の祖師方とは一線を画し、肉体を失った後に如何に菩薩行を行じるかまで計算し実践された、常軌を逸した神人であります。
今に至るまで四国遍路の道中はもとより、同行二人を信じ頼む人のもとに往々に「大師が姿を現した」という霊験に遑ないのは、大師の普賢行願が今も息づいている証でしょう。
ですからこの日は、大師の大誓願に祈るにはもっともふさわしい日、でもあります。
祈願の方には願いに大師の加持力を蒙りますように、回向された精霊には卒塔婆を作り大師の冥護を頂くように、廻る功徳で施主には安穏富貴を祈願しました。なお、早期受け付け精霊は彼岸の入り18日から回向を行ないました。施主各位には重ねて御礼を申し上げます。
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弘法大師の言葉 ※21日に話したのとは別ですけれど
【信じ修すれば則ちその人なり もし信じ修することあれば 男女を論ぜずして皆その人なり】
・・正しい教えを信じ行動するなら、無条件にその人は悟りを得る器であるのです・・
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大師は仏教の視点で説かれていますが、世俗に引き寄せても核心をつく言葉です。
成し遂げようと思うことは、【そこに向かう道を信じ/自分を信じ、ソコに向けたアクションを起こす】に如くはないのです。
ところが、希望はあっても「そこに至る術(すべ)を聞いても信じない」それどころか「実は自分自身のことすら信じてない」挙句に「結局、行動しない」そうなっているのが、往々の私達です。望みながら、自己否定してしまってる。
WBCでも偉業を成し遂げた大谷選手に関する記事を読むと、彼は【自分の力量を信じ、そこに至る道を計算して身を投じ、やれることをやりつくす】と、【信じ修すれば則ちその人なり】を体現していたことが知れます。ただ才能があった、だけではなかったのです。
それぞれに分相応という差異はあります。誰しも大谷翔平に成れる器量がある訳ではありません。それでも、人それぞれに【信じ修すれば、得られる偉大なモノ】がある、ことに変わりはない、と言うのです。
己を信じ、道を信じ、然るべき行動を為す、それが貴方を変える。新年度、切り替えてみませんか。
ついでに、結構な人にありがちな合掌して拝んでますの口先だけじゃ、ご自身も先祖も何も得ないでしょうね。修するを欠いてちゃ。
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※ちなみに大師はこれに続けて「貴賤を簡(えら)ばず、悉くこれその器(うつわ)なり」と記している。この当時の仏教では、法華経に龍女成仏の話が載って女性成仏の可能性が僅かに示唆された程度だったが、そんな点を持ち出すまでもなく、もうとっくに弘法大師は至る所で【男女を論ぜず】と断言している。
曼荼羅を見るだけでも罪業が除かれるという、差別なき救済論が真言密教であるから当然の発言だが【貴賤など関係ない】まで踏み込んだのは、当時は相当な反発も受けたであろう、と学者の知見があった。鎌倉仏教が登場する350年以上も前に「誰でも救われ得る」どころか「その心と修行をすれば誰でも悟れる」と大師は言っていたことを知り置かれたい。






